東根市議会議員 白井たけみち
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去る3月2日の東根市議会第1回定例会での一般質問が「議会だより」となって皆様のもとに届いたことかと思います。
3010運動は、4/1付の市報で市長が紹介した通り、早速3/15、議会最終日の執行部と議会の懇親会で実践されました。
その後も、各種団体、学校関係でもこの動きをフォローして頂いており、提案したものとしては本当にありがたい限りです。
議会では、特に次の部分を心を込めて発言しました。
「 日本の人口1億2千万人強で考えますと、すべての人が毎日ご飯1杯分を捨てている、ということになります。
このような事を続けていくことはできるでしょうか?
日本のカロリーベースの食料自給率は約4割、つまりは6割を海外に依存しており、それは食料だけを輸入しているだけでなく、生産国の土地、水エネルギーなども併せて輸入していることになります。
世界の人口は現在の73億人から、2050年には97億人に増加するとされる、一方、穀物生産の伸びは鈍ってきています。現在世界人口の9人に1人が栄養不足と言われており、その傾向はますます強まることが予想されます。
日本はどうでしょうか?日本の相対的貧困率(可処分所得が全国民の中央値の半分に満たない国民の割合)は年々上昇し、子供の貧困率も問題となり、子供食堂などが運営されている状況もあります。
国内外がこのような状況にある中、日本国民全員が毎日、お茶碗一杯のごはんをゴミ箱に捨てているのです。
このような事を続けていていいのでしょうか?」
ドギーバッグについても、先般小学校のPTA懇親会(保体部)、中学校のPTA歓送迎会でもドギーバッグを用意して頂くなど、確実に動いている実感があります。私もドギーバッグ普及委員会のメンバーになりましたので、普及に努めていきたいと思います。
20170501号.docx.pdf (0.17MB)